同僚の退職について思うこと

一年以上ぶりの投稿となりました。この間、大きな変化がありました。

ちょうど1年前、5年半勤めていた会社を退職し、転職しました。

前職は中小ベンチャー企業でしたが、転職先は良くも悪くも日本人なら誰もが名前を知る有名大企業。

おそらく受かったのは、たまたま上司が同郷だったとか、そういう縁や運が理由だと思う。

ブランク有で、今まで小さな企業でしか働いたことがなかったし、その会社は高学歴、高スペックの人が入社するイメージだったから、私がそんな環境でやっていけるのか?採用ミスでは?と不安で不安で仕方なかった。

実際に入社してみると、他のメンバーは会計士で4大監査法人出身の人ばかり。同年代が多いけど、みんな40代や50代の元上司や元同僚と比べ物にならないくらいよく仕事ができる。

やっぱり来るところ間違えた、なんでこんなやつが入社してきたんだ?って絶対に思われてるだろうな・・・と周りと比較しては落ち込み、入社してからのこの10か月間、なかなか辛かったです。

最近は、周りも別に期待してないだろうしと、多少吹っ切れるようになってきたけどね。

 

つい先日、隣の席の同僚が最終出社でした。彼女は今年30だったかな、私より3つ年下。退職理由は、頑張って勉強して会計士の資格を取って監査法人で働いて、これまで一貫して会計のキャリアを歩んできたけど、実は自分が会計が好きでないことに気が付いた。旅に出て、今後について考え直したい、というものでした。

 

30あたりってホント悩む年齢よね、まーわかるわかる。

 

私は彼女みたいにストレートに歩んできたわけではないけど、彼女の話を聞いて、すごく自分自身も考えさせられました。

紆余曲折を経て、26歳の時に会計の道を選んで、これが自分の進むべき道だと信じて進んできたけど、自分は会計が好きだと信じていたけど。私は本当に心から会計が好きなのかなぁ。そう自分に言い聞かせてきただけなのではないか。もう好き嫌いで仕事を選んでいられるような年齢でもないけど、これが私が望んでいた仕事なのかなぁ。この先5年後、10年後に今の仕事を続けている姿、想像できないんだよね・・・。

入社して自分の仕事のできなさに絶望して、とりあえず年次決算を経験すれば1年の仕事がどういう感じなのかわかるようになって気持ちが楽になるんじゃないかと思って、年次決算を目標に過ごしてきたのだけど、入社して初めての年次決算も何とか終わりが見えてきて、ちょっと燃え尽き気味?で、そんな中同僚の退職があったりして、今頭の中を色んな考えがぐるぐるとか駆け巡ってます。

 

相変わらず変わってないな、自分。いつまでモラトリアムなんだよ(苦笑)

来月には33歳、か・・・。